働くママの保活を救う?! 気になる保活コンシェルジュのサービス内容とは

いよいよ保育園デビュー! 入園準備って何をしたらいいの?

いよいよ保育園デビュー! 入園準備って何をしたらいいの?

「保活がなければ、もうひとり子どもがほしい」という声をよく耳にしますが、実際は働きながら子供を育てるのであれば保活は避けて通れません。そして、保活が上手く行かず、退職する女性もあとを絶ちません。そういった問題を解決すべく、近年、「保活コンシェルジュ」と呼ばれるサービスと提携する企業が増加しています。今回は、まだ聞き慣れない「保活コンシェルジュ」の担う役割についてご紹介いたします。

保活コンシェルジュを導入する企業側のメリットは?

最近、保活コンシェルジュというサービスの需要が著しく伸びています。保活コンシェルジュとは、企業から委託を受けて、出産や育児で休職中の社員それぞれの事情に応じた保育園情報や保活の進め方などを、専門スタッフがアドバイスするサービスです。では、なぜ企業がわざわざ費用をかけて、休職している社員のためのサービスを導入しているのでしょうか。

近年、保育園不足は都市部で働く女性の大きな問題でありながら、行政や企業からのサポートはほとんどなく、個人の努力に任されてきました。しかし、育児や家事と並行して、自治体ごとに異なる保育環境について調べたり、自分の状況に適した保活対策を練ったりするのは、並大抵のことではありません。また、先の見えない保活への苛立ちや職場復帰への焦りなど、精神的な負担も少なくありません。

結局、子どもの受け入れ先が見つからず、育児休暇を延長せざるを得ない、もしくは退職してしまうケースも数多く見られます。そして、このことは企業側にも大きな損失となっています。優秀な社員の早期復職は、組織を運営するうえでとても大切です。そのため、子供を持つ社員が育児をしながらキャリアアップできる環境を整えるべく、保活コンシェルジュを導入する企業が増えています。

保活コンシェルジュは具体的にどんなことをしてくれるの?

専門スタッフが休職中の社員と電話やメールでやり取りし、それぞれの状況に応じた保活のアドバイスやカウンセリングを行います。妊娠時から入園が決定するまで継続的にサポートします。

【自分で調べたら膨大な時間がかかる情報収集を代行して提供】

  • 保育園には認可保育園と認可外保育園があるなど、保活についての基礎知識
  • 自宅や勤務地周辺の保育園の空き状況や保育方針などの最新情報
  • 自治体ごとに異なる入園選考時の点数の計算方法や申し込みの時期
  • 自治体や子どもの生まれ月によって異なる保活のスケジュールや方法

【個別の聞き取りや具体的なアドバイス】

  • 先輩ママからの口コミ情報
  • HPには載っていない、自治体・施設に直接問い合わせて得た情報
  • 各々の事情に沿った保活スケジュールの相談
  • 保活や職場復帰に関する具体的な悩みへのアドバイス

保活コンシェルジュには保活以外の役割がある?

保育園に無事入れられたからといって、働くママの悩みがすべて解消されたわけではありません。むしろ、保育園への送り迎えや家事をしながら仕事をこなすという、忙しくて不安な日々が待っています。保活コンシェルジュは、復帰を控えたママが不安に感じている「復帰後のタイムスケジュール」「パートナーとの家事の分担方法」「2人目を産むタイミング」といった相談にも乗ってくれます。

また、上司に直接は言いづらい休職中の社員の要望を企業側に伝えるなど、企業と社員のパイプ役としての役割も担っています。社員側には経験豊富なコンシェルジュに相談できるというメリットが、会社側には社内の育児サポートに関する問題点を吸い上げることで、優秀な人材が育児を理由に休職延長や退職することを防げるというメリットがあります。

企業の育児サポートへの取り組みはどうなっていくの?

これからますます増えるであろう働くママを、企業はどのようにサポートしていくのでしょうか。近年、家庭の事情も多様化しているので、画一的なサポートではなく、それぞれの状況に応じて柔軟にサポートしていくことが求められています。

例えば、保活が難航している社員に対して育休期間の延長だけを提案しても、その期間で保育園が見つかるとは限りません。ですが、割高な認可外保育園などに預けて職場復帰する場合に一部を負担する制度を設けることで、早期復帰は可能です。また、子供が体調を崩した時に急遽欠勤や早退することについても、病児ケアや家事代行の費用を月毎に決まった時間まで負担することで回避できます。

優秀な女性の人材を確保したい場合は、仕事も与えるけれどもバックアップ体制も企業が用意するという時代に変わってきたということでしょうか。

おわりに

まだまだ、多くの企業に普及しているとは言いがたい保活コンシェルジュですが、着実に提携する企業は増えてきています。ご自身が妊娠した際、保活コンシェルジュのサービスが受けられる環境であれば、ご自身と企業お互いのために大いに利用しましょう。また、ご自身が勤めている企業が、出産や育児に対してどういったサポート制度を用意しているのか、事前にしっかり調べておくことをオススメいたします。

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